布忠オリジナルケータイ小説

戯曲は聖書劇としていろいろ書いてきましたが、とうとう小説に挑戦を始めました。
で、今どきですからどうせならケータイ小説としてやってみようと。

聖ヨハネ物語~いなかの漁師が聖人になった件~

⇒作品ページはこちら。
2019年11月スタート。ただいま連載中。

イエス・キリストの12使徒のひとり「ゼベダイの子ヨハネ」は、カトリックなどでは聖人として尊敬されていますが、出自としてはローマ帝国ユダヤ属州の中でも地方のガリラヤ出身の一介の漁師でした。
そんな彼の一人称視点から、新約聖書の小説化に挑戦しています。

これは「聖書そのまま」ではありません。
演出と称して、あるときは聖書の行間をふくらませ。
あるときは聖書の記事の順番を入れ替え(そもそも聖書は物事を時系列に記録してはいませんし)。
あるときは定説や有力な説よりも伝承や伝説を取り込み。
さらには著者の妄想、もとい、個人的な解釈にもとづき。
そのようにして「たぶんこうだったんじゃないか劇場」的に、あくまで「聖書の二次創作」として書いています。

聖書をご存じの方には「そう来たか」と面白がってもらえるような、
聖書をあまりご存じない方には「実際には聖書にはどう書いてあるの?」と興味を持ってもらえるような、
そんな楽しいものしていけたらと思っています。

「おいおい、それはやりすぎだ」「それはいくらなんでも違う」というお叱り、情報提供、ご指導ご鞭撻を歓迎します。というか、助けると思ってお願いします。

なお、この作品は、千葉バプテスト教会の教会学校週報で連載している「小説ヨハネ物語」のアナザーストーリーとなっています。
この「小説ヨハネ物語」が、あろうことか?「ゼベダイの子ヨハネが、イエスの招きを断る」というルートに進んでしまったため、もう少し聖書よりのストーリーとしてこの「聖ヨハネ物語~いなかの漁師が聖人になった件~」をスタートしたものです。
(「小説ヨハネ物語」が聖書のアナザーストーリーなのに、さらにそのアナザーストーリーというややこしいことに)

教会学校週報は千葉バプテスト教会のFacebookページにアップしています。
「小説ヨハネ物語」の連載は教会学校週報2019年9月2日号からスタートしていますので、よろしかったらこちらもどうぞ。
より聖書から離れて自由にやらかしてる分、おもしろいと思うのだけど、さすがにお叱りをちょうだいするかも。


けがれ屋

⇒作品ページはこちら。
2011年8月スタート。ただいま…長期休載中m(__)m

聖書には数々のおきて、戒律があります。いわゆる律法です。それらはモーセをとおして神から人間に授けられました。
で、モーセやそのあとの時代には、そうした掟を守ることはそう難しいことではなかっただろうと思います。ところがすぐにイスラエルは、この「神の法」に違反するようになっていきました。
そしてイェス・キリストの時代には、これらはイスラエルの人々を縛るだけのものであったようにさえ思われます。律法を守れない人々(生活に追われる庶民など)は、けがれた民、神の国(平たく言えば天国)に入れない人々とみなされ、律法を守れる人々(政治的宗教的支配者層や余裕のある層)は律法を守れない人たちを見下すようになっていました。

「だったら、けがれるとされるようなことを引き受けてくれる便利屋みたいな稼業があったらおもしろいんじゃなだろうか」と着想したのがこの「けがれ屋」です。
メールマガジンでレビ記を扱っていた2001年頃からですから、構想10年といったところでしょうか。

「こういうキャラクターがいて、それが聖書のこの場面にいたとしたら」というかたちで、聖書とくに福音書を扱っていきたいと考えています。聖書のストーリーテラーのような感じです。
ただ、あくまでもこれは創作。聖書というノンフィクションに、フィクションのキャラクターを放り込んで、その視線から見たイェスとはというストーリーになる予定です。演出として、聖書に記録されている物事の順序を入れ替えたり(そもそも聖書は時間順に記録されたものではないのですが)、別々の巻に記録されているできごとを合成したり、私の解釈で聖書中のセリフを脚色したりしています。また、時代考証などは手を出せる限りは調べたりしましたが、どうしてもわからないところなどかなり創作してもいます。
こういう物語を考えること自体が私にとって楽しいのですが、あなたに「聖書の世界もおもしろそうじゃん。実際のところは聖書にどんなふうに書かれてるのかな?」と思っていただけたら、そうしてあなたに聖書を手にとってもらえたら、無上の幸甚です。

「メールマガジンは結局どうなったんだ!」というお叱りの声も聞こえてきそうですが。
メルマガはどうしてもパソコンを開いて聖書や参考書を広げて、とやらないと書けないのですが、このケータイ小説は文字通りケータイ一本あれば執筆できるので(でもいろいろ下調べも必要でそのたびに連載が止まりますが)、それぞれのペースで進めて生きたいと思ってます。

作成:2011年9月26日

更新:2019年11月11日

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