坂井のオリジナル作品


思い起こせば、小学生時代のこと。国語で「一枚の地図から」という単元がありました。教科書には見開きで無人島らしき地図があって、「物語りを考えろ」というものでした。坂井はその島を、コナン・ドイルの「失われた世界」に見立て、マーク・トウェインの「十五少年漂流記」的なストーリーを展開させました。
言ってしまえばパクリですが、多くのクラスメートを登場させたこともあって、「キャラクターを思い通りに動かす」というおもしろさにハマったようです。課題の枚数をかなり超える大作になり、提出期限を過ぎてしまった記憶があります。

以来、創作にはまってしまった坂井は、小学生の時には教会学校(こどもの礼拝)でクリスマスの出し物の台本を書いたり、中学時代からは小説を書いて妹に読ませたりしていました。大学ではSF研究会に所属し、同人誌をつくったり、部員でリレー小説を書いたりしていました。

なお勝手ながら、聖書劇のたぐいは、基本的に「キリスト教あるいは聖書になじみがある人」を対象にしていますので、それ以外の方には「何をいいたいのかわからん」「どこがおもしろいのかわからん」になる可能性が大です。ごめんなさい。


著作権について

ここに公開している聖書劇等の著作権は、布忠こと坂井信生にあります。ここに公開しているものは自由に使っていただいてかまいませんし、その際に必要であれば手を加えていただいてかまいませんが、オリジナルの出典について一言そえていただければと思います(「原案:坂井信生」など)。
(ここで公開しているパロディ作品もそれ自体が他人様の翻案権を侵害している可能性もありますが、オリジナルの出典を明記することでオリジナルの著作権者の権利を保護しているつもりです)


解説(ネタばらしあり)

天使たちのクリスマス

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クリスマス向けの聖書劇。千葉バプテスト教会(日本バプテスト連盟)の教会学校では、例年、オーソドックスな降誕物語をクリスマスにささげてきましたが、今年2007年は少しおもむきを変えてみました。天使しか出てこないクリスマス劇です。
地上で人々が救い主のおとずれを待っていたように、天使たちも「その時はいつなのだろう」と待っていました。たとえばマリアに告知したガブリエルは、この使者の役割自体をどれほど喜んで伝えにいったことでしょうか。

個人的には、歌をつくるという初めての挑戦にてこずりました。既存の賛美歌等には「天使が歌う」という視点で歌詞を考えるとあまり適したものが見つからなかった、新しく作らざるをえなかったものですが、セオリーもコード進行も知らないシロウトがやったことなので、えーと、(言い訳さえ浮かばない)

よきサマリア人

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千葉バプテスト教会(日本バプテスト連盟)では礼拝(いわゆる「大人の礼拝」)の中で「子供メッセージ」の時間があります。
2007年7月1日の子供メッセージの聖書箇所がルカ福音書10章の「よきサマリア人」のたとえで、スタッフで「お芝居で子供たちに伝えよう」ということになって作ったのがこの作品です。

短時間の子供向けメッセージ用に作り、人数も3人(祭司、レビ人、サマリア人を1人3役で、他に旅人とナレーター)で足りるという小品です。

教会とは〜ニッキー・ガンベル著「人生の疑問」より

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2006年の中野教会小学生キャンプのテーマは「わたしたちの教会」でした。中野教会は2007年に宣教開始100周年を迎えますが、それにむけて「教会ってなんだろう」ということを考えるキャンプでした。本作品はこのキャンプでのスタッフによる劇のために製作したものです。

副題っぽくニッキー・ガンベルの著書のタイトルを添えていますが、同書の「教会とは」という章に収録されている実話を脚色したものです。
原作モノというのは初めてでしたが、例年のオリジナル作品よりも好評でした。事実は小説よりも、と言いますが、やっぱり本当にあった話というのはリアルなんでしょうか。

平和を実現する者

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2005年の中野教会小学生キャンプのテーマは「平和を実現する者」でした。よきサマリヤ人のたとえ話しから、本作品は「自分が神に愛され、隣人もまた神に愛されている」をテーマに作成しました。

2006年には、読者の方から、教会でのクリスマスの出し物としてアニメーションにしたいとのメールをいただきました。どのような作品になったのかわかりませんが、そのようなレスポンスをいただけるというのも光栄なことです。

実はこの作品、かつて週刊少年チャンピオン誌で連載されていた立原あゆみ作の名作任侠マンガ「本気(マジ)!」の影響を受けていたりします。(どこが?という方は、次郎が伊三郎のガードにつくくだりを読んでみて。)

喜びを伝える者へ

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聖書劇(ペンテコステ)。十字架以前、十字架後復活以前、復活後の、『ダメダメ』だったペトロが『喜びを伝える者』に変えられた様子を通して、十字架の意味を考えます。

初演は2004年8月。中野教会の教会学校小学科の夏季キャンプで恒例の、奉仕者による聖書劇のために制作したものです。

なお、本作品に登場する『ラザロ』は、ヨハネ11章に登場するラザロとは別人です。『ラザロ』という名は当時のラビがたとえ話の中でよく用いる名前だったそうです。落語によく登場する「熊さん」「八っつぁん」のようなものでしょうか。

ペトロの信仰

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聖書劇(復活)。キリストの12弟子の一人ペトロが、イエスと出会い、イエスをキリストであると信じる信仰を表明し、イエスを裏切って落ち込み、しかしイエスの復活後に立ち直ります。

初演は2003年8月。中野教会の教会学校小学科の夏季キャンプで恒例の、奉仕者による聖書劇のために制作したものです。(このキャンプでは弟子になるくだりまでの上演でした)

エノクの旅

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聖書劇(クリスマス)。初のクリスマスページェント作品です。クリスマスは登場人物(登場しても妥当な人物)が限られるので難しさを感じていましたが、今回ははじめて、まったくオリジナルのキャラを主人公として登場させ展開してみました。自分で言うのもなんですが、我ながら会心の作です。

初版は2001年9月。市原シャローム教会のクリスマス祝会用に執筆しましたが、尺の問題や役者の人数が足りない事などによりそのときは別作品を上演しました。というわけでこの作品はまだ上演はありません。

なお、本作品に登場する『エノク』は、創世記5章24節に登場する人物から名前を拝借しましたが別人です。また『ロシナンテ』は、(たぶん)世界一有名なロバの名前を拝借しています。

三人の博士たち

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聖書劇(クリスマス)。メシア誕生を知ってユダヤへ向かうメソポタミアの占星術者たち。聖書に忠実なものとして執筆しました。

初版は2001年9月。上演はありません。

Don't pass me by.

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聖書劇(クリスマス)。歴史の中に現れたキリストの降誕が、身分いやしい羊飼いに知らされる。

初版は2001年11月。同年12月24日、市原シャローム教会で初演。

金持ちの青年

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聖書劇(復活)。イエスは「金持ちは天国に入れない」とは言わなかった。イエスは青年に、怒りも嘆息も哀れみも憐れみも向けず、「彼を見つめ、慈しんで」語りかけられた。まるで「君にはひとつの"欠け"があるが、君ならそれを埋められる」とでも言うかのように。。。

聖書には多くの“チョイ役”が登場しますが、「この人はその後どんな人生を選んだのだろう」ということに興味を持つようになりました。最初はバラバを主人公に創作しようとしましたが、もうこの人物はもう映画にもなっているということで「や〜めた」(苦笑)。

その後、キリストの十字架刑執行のときに警備にあたっていたローマ帝国の隊長や、エチオピア人の宦官などに興味を持ちましたが、中でもこの「金持ちの青年」がもっとも興味を引き、ついに構想に着手(高校一年の頃です)。以来、この構想を暖めつづけ、自分の貧弱な聖書知識を総動員して現在のかたちになりました。

初版は1982年頃。2001年3月に全面改訂。2001年夏、中野教会の小学生キャンプで、お楽しみ会での大人による出し物として急遽初演。

ユダとペトロ

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聖書劇(復活)。世界一有名な裏切り者・イスカリオテのユダ。でも実際には弟子全員がイエスを裏切っていた。ではユダと他の弟子の違いはどこにあったのか。

教会の小学生の夏キャンプで、大人たちが毎年やっている聖書劇のために書きました。初稿は現在のものとはまったく違うものに書きあがりました。が、ユダに同情的すぎるものになったためこの第0版をボツにして、第1版をキャンプ前夜に数時間で一気に書き上げました。筆者の作品でちゃんと上演された最初の作品です。

1996年7月初版、キャンプで初演。同年9月、中野教会の高齢者祝福式で再演。2001年3月に大幅改定。

小説

熱闘!ブロンコス96

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1996年作品。

セミ・ノンフィクション(そんなカテゴリあるのか?)。NFLの毎週の『現実』の試合展開に、『架空の』ファンたちが一喜一憂する。

パロディ

おじゃる丸、世界を行く[第1話:中国編]

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2000年作品。NHK-ETVの傑作アニメ「おじゃる丸」のパロディ。

おじゃる丸、世界を行く[第2話:インド編]

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2000年作品。NHK-ETVの傑作アニメ「おじゃる丸」のパロディ。