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SUPER BOWL XXXII WINNERDENVER BRONCOS |
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[スーパーボウル][ゲーム展開][ヒーローたち][パッカーズ][ブロンコスとスーパーボウル]
今回デンバー・ブロンコスに破れたとはいえ、それはパッカーズが弱かったというわけではない。むしろ強豪に名を連ねるチームなのである。
第1回、第2回スーパーボウル(当時はAFL−NFLチャンピオンシップと呼ばれた)の優勝チームであり、スーパーボウル優勝チームに贈られるビンス・ロンバルディ・トロフィは、当時パッカーズのヘッドコーチだったビンス・ロンバルディの名を記念に冠したものである。
チケットや視聴率などマーケティング面のことがあって大都市をフランチャイズとするチームがほとんどであるが、パッカーズは地方の小都市を本拠とする。
また、市民がオーナーであることでも有名。最初のオーナーだった缶詰業者(パッカー)がチームを売りに出した時、市民が出資しあってチームの移転を防いだのだ。
ということで、市民にもっとも愛されているチームの一つであることは間違いない。ファンはチーズヘッドと呼ばれる、トムとジェリーに出てくるチーズを大きくしたような帽子(?)を頭にのせて応援する。
所属するNFC中部地区(他にミネソタ・バイキングス、デトロイト・ライオンズ、タンパベイ・バッカニアーズ、シカゴベアーズ)は、数年前までドングリの背比べ状態。地区内で星をつぶしあい、他地区からは食い物にされ、勝ち越したら地区優勝でワイルドカード出場はなしという時代があった。しかしLBホワイト、QBファーブの加入、ホルムグレン・ヘッドコーチの手腕により、パッカーズ時代となった。ここで、ファーブとホワイトを紹介しておこう。
パッカーズのオフェンスの要といえばこの人。史上初の3年連続リーグMVPを取るなど、49ersのスティーブ・ヤング、カウボーイズのトロイ・エイクマンを押しのけて名実ともにNFLを代表するクォーターバックになってきた。ブロンコスファンとしては残念だが、すでにエルウェイの世代(ドルフィンズのマリーノなど)は”以前の時代の人”なのだ。
パッカーズのディフェンスの顔といえば、この人。これまたNFLを代表するラインバッカーである。新フリーエージェント制のスタートにともない、イーグルスから移籍。以後、パッカーズの防衛大臣としてディフェンスをリードし、敵オフェンスに襲い掛かる。
その激しいポジションとは裏腹に、実は現役でキリスト教の牧師でもある。
スーパーボウルでの成績は、先に述べた第1回、第2回のほかに前回の第31回でもニューイングランド・ペイトリオッツに勝利し、3勝負けなしであったが、今年はレギュラーシーズンの負けパターンと同じくファーブが相手のブリッツディフェンスにさらされて力を出しきれず、はじめての黒星となった。
なお、パッカーズは、NFLのプレシーズンゲーム(プロ野球のオープン戦のようなもの)として行われる東京アメリカンボウルに出場する。スーパーボウルを見て「アメフトっておもしろそうだな」と思った人は、是非チーズヘッドをかぶって東京ドームへ。相手はブロンコスの所属するAFC西地区で今回地区優勝したカンザスシティ・チーフス。第1回スーパーボウルと同じ顔合わせだ。
ちなみに東京アメリカンボウルは隔年で開催することになったそうで、来年は行われないため、日本でNFLの試合を(プレシーズンとは言え)生で見られる機会は2年後になってしまうぞ。