地区優勝こそ、宿敵カンザスシティ・チーフス(ブロンコスは宿敵が多いなぁ)に奪われたが、ワイルドカードから今年もプレイオフに進むことができた。スケジュールは、プレイオフ1回戦が去年煮え湯を飲まされたジャクソンビル・ジャガーズだ。
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チーム |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
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ジャクソンビル・ジャガーズ |
0 |
7 |
10 |
0 |
17 |
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デンバー・ブロンコス |
14 |
7 |
0 |
21 |
42 |
昨年のディビジョナルプレイオフと同じ顔合わせ、場所もブロンコスのホームのマイルハイスタジアムだ。
去年のブロンコスは、地区優勝を果たし、ホームフィールドアドバンテージを獲得するほど好調。いよいよスーパーボウル初制覇の時が来たかと思われたが、ホームゲームで新興ジャガーズにまさかの敗北。今日の試合はだから、待ってましたとばかりのリベンジの機会であった。
試合は、ブロンコスの3連続タッチダウンで幕を開けた。復帰したDavisのランTDが2本と、ElwayからSmithへの43ヤードのTDパスだ。
一方ジャガーズは、前半のうちに1TDを返し第3QにもFG決めた。さらにパントブロックリターンTDというビッグプレーで21−17と追撃する。続くブロンコスの攻撃はジャガーズ陣内9ヤードまで攻め込んだが、Elwayがサックされ、ファンブルして攻撃権をジャガーズに奪われる。流れはジャガーズに傾いたか。しかし今度はジャガーズがブロンコス陣16ヤードで痛恨のファンブル。息をふき返すブロンコス。ところがまたもや、ジャガーズ陣内15ヤードでElwayがファンブルしたボールをジャガーズが確保する。
結果的にはこれが、ジャガーズが試合の流れをつかむ最後のチャンスだったのだが、一度もダウン更新できずにパントとなった。そして第4Q,ブロンコスはLovilleの25ヤード、8ヤードのタッチダウンランで引き離しにかかる。ジャガーズはインターセプトと4thダウンギャンブル失敗で得点できない。さらにブロンコスはHebronの6ヤードTDランでダメ押しして、見事雪辱を果たした。
この試合、負傷でリーディングラッシャーを逃した鬱憤を晴らすかのように、Davisは184ヤードを走り、Lovilleの103ヤードも含めて、ブロンコスはラッシュだけでも310ヤードという猛攻(ジャガーズは50ヤード)。タイムポゼッションは実に、ブロンコス40:51、ジャガーズ19:01。
ゲームサマリをよく見れば、ペナルティ9回で94ヤードも罰退だとか、敵陣20ヤード以内に攻め込んでからのターンオーバーが2回だとか、2回戦がアウェイのチーフス戦であることを考えると不安要素がないわけではない。がしかし、Jhon”気分屋”Elwayのことだ、この調子を持ち込んで、地区優勝を奪われた借りを返してくれ。
ミネソタ・バイキングス 23−22 ニューヨーク・ジャイアンツ
ニューイングランド・ペイトリオッツ 17−3 マイアミ・ドルフィンズ
タンパベイ・バッカニアーズ 20−10 デトロイト・ライオンズ
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チーム |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
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デンバー・ブロンコス |
0 |
7 |
0 |
7 |
14 |
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カンザスシティ・チーフス |
0 |
0 |
10 |
0 |
10 |
ブロンコスの2回戦の相手は、同じAFC西地区の地区優勝カンザスシティ・チーフス。チーフスはホームフィールドアドバンテージをとっていたため、アローヘッドスタジアムに乗り込んでの一戦となった。
序盤はともにパントの蹴りあい。ことに第2Qはじめのチーフスのパントはブロンコス陣2ヤードでボールが止まり、ブロンコスは最初のピンチを迎えた。結局ダウン更新ならずパントを蹴るが、ブロンコス陣内からのチーフスの攻撃は16ヤードまで進み、フィールドゴール成功でチーフスが先制。と思われたが、このプレーでチーフスに反則があり、10ヤード下がっての再度のフィールドゴールは左に大きくそれた。これで攻撃権を得たブロンコスは、途中Davisのファンブルもあったがターンオーバーには至らず、Davisの1ヤードTDランにつなげて先制。
次のチーフスの攻撃はダウン更新ならずパントとなり、ブロンコスは敵陣40ヤードからの攻撃となった。ところが、Elwayがサックされてファンブルし、ボールを奪われる。しかしこの時点で前半残り22秒しかなく、3プレー目に今季チーフスからブロンコスに移籍したN.SmithがQBサックを決めてハーフタイムとなった。
後半はチーフスの攻撃から始まり、ブロンコス陣内6ヤードまで攻め込んだ。しかし、パス失敗、Allenの3ヤードラン、パス失敗とエンドゾーンに入ることができず、FG止まり。このシーンに限らず、試合後にElwayが「うちのディフェンスも目立ってたし、あちらさんもすげぇディフェンスチームだ」とコメントしたほど、守備合戦と言える試合であった。
続くブロンコスのオフェンスは、Davisの41ヤードラッシュなどで敵陣8ヤードまで迫ったが、Lovilleがファンブルしターンオーバー。「決めるべき時に決めなければ、決められる」と三浦カズが言ったのはカザフスタン戦の後だったか?3Q終了間際にチーフスが逆転のタッチダウンを決める。
ブロンコスのレギュラーシーズン終盤では、このままずるずると負けてしまう展開があったが、実はブロンコスは、チーフスのSchottenheimerヘッドコーチとは相性がいい。ブロンコスの攻撃は、チーフスがキックオフ時にペナルティをとられ、フィールドほぼ中央からとなった。これをElway→McCaffreyの43ヤードパスなどで敵陣1ヤードまで進める。ここからDavisが突進をくりかえし、3rdダウンでエンドゾーンに飛び込んで再度逆転に成功した。
これに対しチーフスはブロンコス陣内31ヤードまで前進、少々長いが4th&6からFGを狙う。と見せかけてパンターのAguiarが右へ走るフェイク。がしかし、ブロンコスのGordenがタックルし、ギャンブル失敗。これで流れが決まったか、この時点で残り9分以上あったが得点は動かず、ブロンコスがチャンピオンシップへ駒を進めることになった。
チーフスは一昨年に続いて、トップシードでプレイオフを迎えながらホームゲームで負ける結果に終わってしまった(前回はコルツ戦)。去年のブロンコスもトップシードだったがホームゲームでジャガーズに破れている。AFC西地区からトップシードになるとすぐコケるというパターンが定着か。といって、やはりワイルドカードからでは1試合多いせいか、なかなかスーパーボウルリングに手が届かない。とは言うものの、地区優勝を逃しながらもせっかくここまで来た。AFCチャンピオンシップの相手は名門スティーラーズだ。楽には勝てないだろうが、一気にいってほしい。
ピッツバーグ・スティーラーズ 7−6 ニューイングランド・ペイトリオッツ
サンフランシスコ・49ers 38−22 ミネソタ・バイキングス
グリーンベイ・パッカーズ 21−7 タンパベイ・バッカニアーズ
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チーム |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
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デンバー・ブロンコス |
7 |
17 |
0 |
0 |
24 |
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ピッツバーグ・スティーラーズ |
7 |
7 |
0 |
7 |
21 |
試合はブロンコスの攻撃で始まったが、最初のプレーでパス失敗の後、2プレー目でインタセプトされ、早くも”鉄のカーテン”が存在感を示した。が、このスティーラーズの攻撃はFG失敗に終わる。続くブロンコスの自陣28ヤードからの攻撃はDavisの43ヤードランでいきなり敵陣に切り込んだ。さらにMcCafreyへのパスをはさんでDavisがランにキャッチに活躍し、最後は8ヤードのタッチダウンランで先制。しかしスティーラーズもすぐに同点に追いつく。
さらに、1Q終わりにDavisのファンブルから攻撃権を得たスティーラーズは、2Qに入って逆転のタッチダウン。しかし、このクォーターはブロンコスのものとなった。Elwayのショットガン乱射からElamの43ヤードFGにつなぎ10−14。スティーラーズのパスを自陣内でインタセプトし、タッチバックからまたパス乱射、相手のパスインターフェアもありGriffithへの15ヤードTDパスで17−14と逆転。そして前半終了間際には、McCafreyへの1ヤードTDパスも決まり、24−14で前半を終了した。
ハーフタイム中にスティーラーズの守備が立て直されたか、後半のブロンコスのオフェンスはすべてパントを蹴らされたが、ブロンコスディフェンスは前半と変らず好調であった。最初のスティーラーズの攻撃は、ブロンコス陣内5ヤードまで攻め込むが、タッチダウンを狙ったパスはエンドゾーン内でインタセプト。次の攻撃もブロンコス陣内に入るが、Smithの突進を受けてStewartが落球し、ターンオーバー。スティールカーテンと謳われたスティーラーズのディフェンスだが、ブロンコス守備はお株を奪うばかりにこの試合4回も攻撃権をstealした。
第4Qに入っても両軍の守備が相手のオフェンスをパントに追い込み、得点を許さない。がしかし、残り時間5:43からのスティーラーズの攻撃は、自陣21ヤードからStewartがElwayばりにショットガンを連射し、タッチダウン。24−21の3点差とする。この時点で残り2:57。ここでスティーラーズのCowherヘッドコーチは、タイムアウトが3回残っていたことと2ミニッツウォーニングとで時計は4回止められると計算し、オンサイドキックを選ばなかった。ブロンコスの攻撃はMcCafreyへのパスで始まったが、キャッチしたエースレシーバーのMcCafreyが負傷退場してしまう。この負傷退場でオフィシャルタイムアウトがとられ、時計が止まる。次のランプレーはロスし、3rd&6となったところで2ミニッツ。ここでパントに追い込まれれば、スティーラーズは残りタイムアウト3回の余裕で同点あるいは逆転の可能性が高い。が、そこは”ミラクル”と呼ばれるElwayである。ショットガンは俺の専売特許とばかりにホットラインのSharpeへ18ヤードをヒットし、危地を脱す。あわててタイムアウトをとるスティーラーズ。残り1:46。しかし治療を終えてフィールドに戻ったMcCafreyへまたパスが決まる。Davisが走る。たまらずスティーラーズは残り0:52で2度目のタイムアウト。しかしまたもDavisが、今度は19ヤードゲインし、ボールと時計を進める。最後はElwayがボールをキープしてゲームが終わった。
結局、スティーラーズがあの局面でオンサイドキックを選ばなかったことが勝負をわけたことになったが、それはあくまで結果論であろう。カギはやはり、ブロンコス守備陣の4ターンオーバー、そして今季一人の選手に100ヤード以上走られたことはなかったスティールカーテンから139ヤードを奪ったDavisである。 ともあれこうして、ワイルドカード枠からは1992年のビルズ以来、ブロンコスとして4度目、Elway自身3度目のスーパーボウル出場を決めた。相手は、去年ジャガーズに不覚をとらなければスーパーで対戦していたはずのパッカーズ。待たせたな、というところだ。Elwayの豪腕、Davisの足、オレンジクラッシュと呼ばれた全盛時を思わせる守備陣。必ずや、スーパーボウル初制覇を果たし、パッカースの2連破の野望を砕くとともに、AFCのチームのスーパーボウル13連敗を断ち切ってくれるに違いない。
グリーンベイ・パッカーズ 23−10 サンフランシスコ49ers