今日は何の日
ロシュ・ハシャナ

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分類
聖書に由来するユダヤ教のイベント。
時期
ユダヤ暦7月1日。太陽暦では9月か10月。

レビ記23章24節に[第七の月の一日は安息の日として守り、角笛を吹き鳴らして記念し、聖なる集会の日としなさい。]とある日です。
ロシュ・ハシャナ(「年の頭」の意味)の言葉のとおりユダヤ暦の新年の祭りです。

「第七の月」がなぜ新年祭なのかというと、イスラエルには2種類のカレンダーがあるのです。レビ記を含む聖書に従えば新年は「過ぎ越しの祭」で、ロシュ・ハシャナや仮庵の祭は「秋の祭」です。一方、ユダヤ暦はバビロン暦の流れを受けていて、第七の月から新年になるのだそうです。

上述のレビ記の言葉からこの日は別名「ラッパの祭」とも呼ばれ、シナゴグ(会堂)でショファーと呼ばれる角笛が吹き鳴らされます。(ただし西暦2005年のロシュ・ハシャナは安息日だったため、安息日には楽器を演奏してはならない規定があることから、ショファーが吹き鳴らされたのはロシュ・ハシャナの2日目でした。)
そして人々は「シャナ・トバ!」(シャナ=年、トバ=Good)と新年の挨拶をかわします。年賀状のような風習もあるそうです。

そのほかこの祭の、というか新年の風習としては、「年の頭」にかけて頭のついた魚を食べたりします。日本でめでたい時に「おかしらつき」を出すのと似てるような?
りんごにハチミツをかけるなどして、甘いもの、丸いものを食べて、新年が甘い年であるように願います。丸餅のお汁粉も喜ばれるかな?
ミカ書7章19[主は…すべての罪を海の深みに投げ込まれる。]から、水のあるところにいってポケットのゴミを捨てるという風習もあるそうです。旧年中のアカを落とすような感じでしょうか。

ロシュ・ハシャナのあとにくるヨム・キプール(大贖罪日)までの10日間は「悔恨の10日間」と呼ばれ、ユダヤ教徒は罪を悔い改める時を過ごします。そのあとは、楽しいスコット(仮庵の祭)です。このみっつをまとめて「秋の祭」とも言います。


聖書の言葉

第七の月の一日は安息の日として守り、角笛を吹き鳴らして記念し、聖なる集会の日としなさい。
(レビ記23章24)

第七の月の一日には聖なる集会を開く。いかなる仕事もしてはならない。角笛を吹き鳴らす日である。
(民数記29章1)


関連する祭り

大贖罪日[だいしょくざいび Yom Kippur]

仮庵の祭 スコット


関連リンク

日本ヘブライ文化協会の「ユダヤ新年」のページ

作成:2004年9月1日
更新:2008年9月17日

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