母の日[Mother's Day]

分類

米国等、キリスト教文化圏のイベントです。

時期

5月の第2日曜日。

意味

キリスト教の祭りというよりは、キリスト教発祥のイベントというべきでしょうか。復活祭などのように聖書に起源がある祭りではなく、アメリカの教会で始まったことが日本にも伝わってきたものです。

はじまりは、米国ウエストバージニア州グラフトンの教会でした。この教会に来ていたある女性が母を失なった時、「多くの人は母親を大事にせず、孝行したい時には親はなしということになってしまう」と訴えて、「母の祭日」の制定運動を全米で行ないました。そして1908年5月10日、はじめての"母の日礼拝"がグラフトンの教会で行なわれたのです。
この礼拝の時に供えられたのが、亡き母が好きだった白いカーネーションでした。それで今でも、この日には母にカーネーションを贈り、すでに母が他界している人は白いカーネーションを飾るようになりました。

翌年まずウエストバージニア州が、続いてオクラホマ州とワシントン州が、そして1914年までにはすべての州が、5月第2日曜日を母の日と定めました。現在では母親のための日として、一般的には宗教色はあまりありませんが、教会では(日本の教会でも)母の日の特別礼拝を行なっています。

有名な十戒でも、親を敬えと命じられています。孝の精神を重んじる日本人には言う必要ないことですが、「尊敬できる親なら」などという条件はありません。あるのはただ「親を敬えば、あなたを創造した存在が幸せを保証する」という約束だけです。

ところで日本では、法律で「母に感謝する日」が定められているのを御存知でしょうか。「国民の祝日に関する法律」いわゆる祝日法では、それぞれの祝日がなんのための日なのかを第二条で規定しています。え?「母の日」なんていう祝日はないだろって?実は5月5日のこどもの日がそれなんです。こどもの日はこのように規定されています。

こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する

前述の通り、米国で母の日が始まったのが1905年です。そして、母の日が日本に伝わったのは1923年と言われていて、祝日法の制定はその25年後の1948年です。
5月の第2日曜日に一番近い祝日であるこどもの日が「母に感謝する日」とされたことにキリスト教の影響があったと想像することは、それほど無理があることではないように思うのですがいかがでしょうか。

聖書の言葉

あなたの父母を敬え。あなたの神、主が命じられたとおりに。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生き、幸いを得る。
申命記5章16節

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