受難日あるいは聖金曜日
[じゅなんび/せいきんようび Good Friday]
今日は何の日
分類
キリスト教のイベントです。
時期
意味
キリストが十字架にかかったその日を記念する日です。
いわばクリスチャンにとっては「もっとも縁起の悪い日」なのですが、なのに英語では「Good Friday」と呼ぶのはなぜかというと、キリストが死んだことで、キリストを信じる者の罪が帳消しにされるからなのです。
「御子を信じる者は裁かれない」(ヨハネ福音書3章18)とあるとおり、神の御子イエス・キリストを信じる者は、死後の裁きを免れて天国に入ることができます。イエスが十字架で死んだとは、罪をあがなうためのいけにえとして供え物を祭壇にささげるおとだったのです。だからいわば、キリストの受難日とは、天国行きハイウェイが開通しためでたい日ということです。「御子を信じる者は裁かれない」(ヨハネ福音書3章18)
とはいっても、キリストの死によるあがないとは「私の罪のためにキリストを殺さなければならなかった」ということでもあります。だからキリスト教徒にとっては悔恨の日でもあるのです。
ただし、教祖様が死んでおしまいにならなかったのがキリスト教です。というかこの時点では、キリスト教はまだ始まってもいないのです。死んだはずの、いえ「はず」ではなく検死され死亡が確認されて墓に葬られたイエスは、この日から三日目の日曜日に、イエスは死からよみがえります。イエスの弟子たちは、このよみがえりによってイエスが神キリストであることを真に悟り、そして聖霊降臨日から布教を開始して『キリスト教』が始まったのです。
聖書の言葉
彼らはイエスを十字架につけた。…イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。
(ヨハネによる福音書19章18〜30)
関連する祭り
灰の水曜日[はいのすいようび Ash Wednesday]/四旬節[しじゅんせつ Lent]