今日は何の日
顕現日・Epiphany

menu
分類
キリスト教文化圏のイベント。
時期
毎年1月6日

意味

聖家族(イエス、マリア、ヨセフ)以外で、クリスマスの物語の登場人物といえば?

少し詳しい人なら、野にいた羊飼いたちとともに、"3人の博士たち"という答えが出てくるかもしれません。占星術によって救い主の誕生を知り、御子イエスの生まれたベツレヘムの馬小屋まで東の国からやってきた人々で、"学者たち"とか、"三賢者"などとも呼ばれています。顕現日は、この博士たちが、御子イエスにお目にかかり礼拝した日を記念しています。アドベントから始まったクリスマスの最終日です。

讃美歌やクリスマスの物語でも、博士たちは3人で登場します。彼らの名前は……残念ながら聖書には、彼らの名前は出てきませんが、伝承では、バルタザール、カスパール、メルヒオールという名だったと伝えられています。本当は名前どころか、本当に3人なのかも不明で、彼らがささげた宝物が3種類(黄金・乳香・没薬)であったことなどから3人という定説になったのではと思います。(複数形なので2人以上なのは確かですが)

ところで、ユダヤ人は、救世主はユダヤ民族のために現れると考えていました。そしてユダヤ人にとって異邦人(外国人)は、天国に行けないけがれた民です。しかしこの"東の博士たち"は異邦人でした。異邦人である彼らがまっさきに救世主を礼拝しに来たという聖書の記述は、キリスト教は最初から、ユダヤ教の分派ではなく、国籍や民族を超えてすべての人に与えられる福音であることを意味すると取れます。後にキリストは、「全世界のすべての人に福音を伝えよ」との、いわゆる”大宣教命令”を弟子たちに与えたのです。


聖書の言葉

ひとりの嬰児(みどりご)がわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。
(イザヤ書9章5節)


関連する祭り

待降節[たいこうせつ Advent]

降誕節[クリスマス Christmas]


関連記事

クリスマスのページ

作成:2004年9月1日

布忠.com