(旧約)聖書に由来するユダヤ教のイベントです。
西暦では5月か6月ころ。
五旬祭(ごじゅんさい)とも呼ばれます。キリスト教では、「50日目」を意味するギリシャ語から「ペンテコステ」とも呼ばれて、聖霊降臨日として祝われています。
「50日目」とか「七週」とかというのは、イスラエルがエジプトでの奴隷状態から救い出されたことを記念する過ぎ越し祭から数えています。
シャブオットはイスラエル3大祭のひとつです。この祭りはまず、収穫感謝祭の性格があります。つまり出エジプト記23章16節で「あなたは、畑にまいて得た産物の初物を刈り入れる刈り入れの祭りを行い、」と制定されている祭りで、人々は最初の収穫を神殿に運び、これを神殿でレビ人(祭司部族)が歌を歌って迎えたのだそうです。
「刈り入れ(ハカツィール)の祭り」とも呼ばれています。
旧約聖書のルツ記の記録に刈り入れの場面があり、ユダヤ教ではルツ記のできごとはシャブオットの季節のことだったとして、今もシナゴグ(ユダヤ教の会堂)ではシャブオットの時にルツ記が読まれるのだそうです。
伝説では、ルツのひ孫であるダビデ王は、シャブオットの日に生れ、シャブオットの日に死んだと言われています。このような伝説があること自体、シャブオットがユダヤ人にとってどれほど身近で重要な祭りかがうかがわれるように思います。
シャブオットはまた、シナイ山で、十戒などの戒律が神ヤハウェからイスラエルに与えられた日だとされ、「律法賦与(ふよ)記念日」としても祝われます。
日本でいえば、収穫感謝の秋祭りと憲法記念日が一緒に来るようなものかもしれませんね。
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written 2004年9月1日 updated 2005年7月9日 |