バルナバ

menu
用語
人名。キリストの十二弟子(使徒)の一人。
邦訳での表記
バルナバ(新共同訳など)
英語表記
Barnabas

名前

本名はヨセフ。
バルナバの意味は「なぐさめの子」→使徒4:36

人物像

マルコによる福音書の著者ヨハネ・マルコのいとこ

使徒言行録14:14に「使徒たち、すなわちバルナバとパウロは」とありますが、なぜバルナバが使徒と呼ばれるようになったかは記録がありません。

イエス・キリストが十字架で死に、そののちに生き返り、そして天に昇ったあと、使徒をはじめとする弟子たちは聖霊に満たされて力強く伝道していきました。このころのキリスト教を原始キリスト教あるいは初代教会と呼んでいますが、バルナバはこの初代教会にあって指導者的な働きをしています。

パウロはクリスチャンになる前は、ユダヤ教のエリートとして、キリスト教徒を信者を激烈に迫害していました。というわけで、信者になりましたといっても最初は警戒されていたのですが、その時バルナバがパウロを使徒たちに紹介し、彼がイエス・キリストに出会ったこと、ダマスコで大胆に宣教したことを証言したのです。
こうしてバルナバのとりなしのおかげでようやくパウロはクリスチャンたちに受け入れられ、そののち大活躍しました。つまりバルナバがいなければパウロが教会に受け入れられることもなく、その後の大活躍もなかった、と言えるかもしれません。
しかもパウロは、その伝道活動の初期にとバルナバはコンビを組んで宣教していったのです。かたや(旧約)聖書の超専門家パウロ、かたや先輩クリスチャンのバルナバ。お互いによい影響を与えあったことでしょう。

ところがこの初代教会の最強タッグは、第2回伝道旅行にヨハネ・マルコを連れていくかどうかで意見がわかれ、バルナバはマルコとともにキプロス島へ、パウロはシラスという預言者とともにシリア州やキリキア州へと、別行動をとることになりました。
といっても、信仰的に対立したのではなくマルコをどう評価するかで意見があわなかっただけだし、初代教会の二枚の大駒ともいうべき彼らが二手に別れたことで、かえってより広い地域に宣教できる結果となったわけです。

その後のバルナバについて聖書には記録がありませんが、パウロは終生、その書簡の中でバルナバを同労者として高く評価し続けています。

この人にちなんだ人名

英語ではBarnabasですが、Barnaby(バーナビー)という形のほうがよく使われます。愛称は、バーニー(Barney)。
ニューヨークにバーニーズ(Barneys)という有名デパートがあります。また、アメリカには、バーニーというむらさき色の恐竜の着ぐるみ系キャラ(日本でいうとガチャピンか?)がいるそうです。

Warner Bros.のウサギのバックス・バニーは、Bugs Bunnyで綴りが違いますね。

関連語句

使徒


メルマガ「聖書を読んでみよう」増刊23号(1999年2月24日配信)に掲載したものを加筆訂正しています。
「この人にちなんだ人名」は、すのぴ氏のご協力によるものです。

作成:1999年02月24日
更新:2006年09月04日

ホームページ