アンデレ


概要

人名。キリストの十二弟子の一人。

アンデレという名前の意味は「男らしい」。

同じく十二弟子の一人のペトロの兄弟。ヨルダン川がガリラヤ湖に注ぐ河口に近いベトサイダの出身で、イエスの弟子になる前はペトロとともにガリラヤ湖で漁師をしていました。同じく十二弟子の一人で、アンデレの相棒的な存在だったフィリポも同郷です。

イエスに出会う前のアンデレは、キリストの先駆者であったバプテスマのヨハネ(洗礼者ヨハネ)の弟子でした。
洗礼者ヨハネは、救い主キリストが来ると預言する者でしたが、イエスに出会って「この人がそれだ」と言いました。この時から、アンデレはイエス・キリストに従ったのです。

アンデレについてのキーワードは「紹介」です。
兄弟ペトロをキリストに紹介したり(ヨハネ福音書1:35-42)、イエス・キリストに会いに来たギリシャ人を、フィリポとともにキリストに紹介したり(ヨハネ福音書12:20-22)しています。

このことから、キリスト教をまだ知らない人(特に自分の家族)にキリスト教を伝えること(伝道といいます)のシンボル的な使徒です。
米国の有名な伝道者ビリー・グラハムは、若い頃に「一人のクリスチャンが、まだキリストを知らない一人に、キリストを紹介しよう」という活動を「アンデレ作戦」と名づけておこなっていたそうです。


この人にちなんだ人名

男らしい(?)職業が多いようで。

アンドリュー王子(英国)、アンドレ(ベルサイユのバラ)、アンディ・フグ(空手家:必殺”かかと落とし”)、ドリュー・ブレッドソー(アメフト)、アンドレ・ザ・ジャイアント(プロレス)

もともとのかたち(ギリシャ語、ラテン語):アンドレアス(英語表記はAndreas)

男性名:アンドリュー(英語:Andrew)、アンドゥリュー(古フランス語:英語表記はAndreu)、アンドレ(仏語:Andreのeの上にアクセント記号´をつける)、アンダース(スカンジナビア:英語表記はAnders)

女性名:アンドレア(Andrea)、アンデラ(Andera)、アンドラ(Andra)、アンドリーナ(Andreana、Andrina)、アンドレー(仏語:Andreeの一つ目のeにアクセント記号´)、アンドレッテ(仏語:Andrette)。

苗字:アンデルセンあるいはアンダーソン(スカンジナビア:英語表記はAnderson)

男児愛称:アンディー(Andy)、ドゥリュー(Drew)

女児愛称:ドレナ(Drena)、レナ(Rena)


メルマガ「聖書を読んでみよう」増刊8号(1998年10月12日配信)に掲載したものを加筆訂正しています。
「この人にちなんだ人名」は、すのぴ氏のご協力によるものです。