2003年衆議院選挙

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衆議院の総選挙は、今回はぎりぎりまで悩んだなぁ。

共産党は政策的にはもっとも支持できるし、政策面も信用できる。けれど思想が信用できない。どんなにすばらしい政策を持っていようと、共産主義革命をめざすような政党に投票するわけにはいかない。

社民党はは村山内閣時代に終わっている。それ以前には応援していたこともあったけれど、あのときこの党には理念はあっても政策がないことを露呈し、そしてその理念も村山首相が自衛隊を認めたことで消し飛んだ。ましてここ数年、北朝鮮の傀儡政党であることが次々と明るみに出されたこと、特に拉致問題をめぐるこの党の犯罪的な行動、それに辻元の税金横領における土井党首の秘書の問題、ソ連崩壊後もソ連を理想とし続ける福島瑞穂の危険性など、枚挙にいとまがない。ともかく、日本の政党を選ぶ選挙で、北朝鮮の政党に投票するわけがない。

公明党については、宗教団体を支持母体とする政党であることには問題はない。むしろ今後の日本は宗教でなくては救えないと思うし、だから憲法20条も改正が必要だと思う。
ただ、他のまともそうな宗教ならともかく、学会の政党は支持したいと思わないなぁ。たとえば池田大作を日本の実質的指導者にしたいとは思わないです。

保守新党は、終わってるという意味では社民党以上。前回参院選の結果が出た時点でね。

以上は誹謗中傷というより、各党に対する正直な見解と印象だけど、こうなると、政権選択だの二大政党制だの言われなくても、自民党か民主党かしかなかった。
自由党が残っていれば、迷うことなく自由党だったのだけど。だって小沢一郎って、わかりやすいし。小沢一郎と石原慎太郎は、言うことやることがはっきりしているので「それは支持できる」「それは支持できん」といいやすい。ところがたいていの政治家は、支持も不支持もしにくい、わかりにくい言動しかしてくれない。
ところが自由党が民主党に入ってしまった。管は「わかりにくい政治家」の一人だ。それにくらべれば鳩山はまだ少し「わかりやすい政治家」だったのだけど。小沢民主党ならともかく、管民主党だったら小泉自民党のほうがましだ。小泉は田中を外相にした時点で支持できないと思ったけど、麻生や河野Jrと言った人材は支持できる。

というわけで、マシな自民党(というか自民党内のマシな人たち)に賭けるか、民主党内で小沢イズムが残るほうに賭けるか、というので最後まで迷いました。どっちにしたかは、思想信条に関するプライバシーということで伏せますが。(私に言わせりゃ、住基ネットに登録されているような情報はプライバシーとは言わない)

しかし、今回の選挙はどこが勝ったのかね。
連立与党は絶対安定多数とやらになったから、負けではない。けど、副総裁が小選挙区で落選するし、得票率も過半数を割っている。小選挙区の「死に票」の制度のおかげで勝ったにすぎない。前回参院選では得票率は50%を超えてたと思うから、支持率ということでは勝っていない。
民主党は議席数は大幅躍進だから、負けではない。けど、政権奪取をかかげて選挙戦を戦ってきた以上、政権交代を実現できなかったということは勝ってない。
保守新党は、、、ボロボロですな。
社民と共産は、、、議席数という結果から見れば大敗というか惨敗というか。特に社民は、党首が小選挙区で落選してやがんの。
となると公明党だけが、議席を増やしたし連立が維持されたしで、勝ったと言えるかもしれない。組織票を背景に勝てる分しか候補を立ててないんだから、国民の信を問うという姿勢がないけど。それぞれの候補者は勝ったけど政党としては勝負してないのだから勝ってもいないかも。

だいたい公明党は、例の商品券を配った政策についてどう考えているんだろう。あれは失敗だったと思うなら、無駄に税金を使った責任をとってほしい。あれは成功だったというなら、もう一回やってよ。(ということでは、昔(竹下首相の時だっけ?)ふるさと創生とかで各地に一億円をばらまいた自民党も、あれが成功だったと思うならもう一回やってよ)

田中真紀子は勝ったね。けどこれから何をするんだろう。田中新党でも作らないと何もできないでしょ。どの党も「あの人だけはいらない」と言うだろうから。
加藤紘一もがんばったね。自民党に戻るのかな。
北海道では、鈴木宗男と書いた無効票が500票ほどもあったそうだ。気持ちはわかるよ。国会ってのは、各地域の代表が利益を主張しあう場と見れば、彼は正しかったのかもしれない。

作成:2003年11月10日

布忠.com