「主祷(しゅとう)」ともいいます。会衆(礼拝出席者)全員で、この祈祷文を祈りささげます。
以下はその全文で、左が「1880年訳」、右がもっと最近の「日本キリスト教協議会統一訳」です。
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天にまします我らの父よ |
天の父よ |
これを解説するとなると、一段落につき10KBかかってもたりないくらいなのです。早い人なら1分もかからずに音読できそうですが、世界史でもおなじみの宗教改革で有名なルターなんかは、ひとことひとことをかみしめながら祈ったら何時間もかかったそうです。
そこまでの説明はここではできませんが、これはキリストの弟子たちが「祈り方を教えてください」と頼んだときにキリストが教えたものです。ルカ福音書11:1-4と、マタイ福音書6:7-13に書かれています。
教会に長く来ている人は、いつも口にするこの祈祷文を暗記してしまっています。が、「教会に行くのはこの祈祷文を暗記してから」なんて心配しなくても大丈夫。教会によっては印刷したものを渡してくれますし、教会で貸してくれる賛美歌にも載っています。
もしあなたが今日はじめて礼拝に出席して、「なんかよくわからない経文だな」と思ったとしたら。
主の祈りは、となえるだけで御利益があるものではなく、キリスト教のお祈りの見本なんだ、ととらえてください。
「父よ」と創造者に親しく呼びかけ、まず創造者の栄光に言及して、なんでも願いたいことを祈るというフォーマットです。それが創造者の心にかなう願いなら、いちばんよい方法でいちばんよいときにかなえられるのです。