招詞(しょうし:招きのことば)

教会デビュー

前奏がおわると、司会者が講壇で聖書を短く朗読します。これを招詞、つまり「招きのことば」といいます。たとえばあなたが教会に行った日には、旧約聖書の詩篇第100篇が朗読されるかもしれません。

賛歌。感謝のために。
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
喜び祝い、主に仕え
喜び歌って御前に進み出よ。
知れ、主こそ神であると。
主はわたしたちを造られた。
わたしたちは主のもの、その民
主に養われる羊の群れ。

感謝の歌をうたって主の門に進み
賛美の歌をうたって主の庭に入れ。
感謝をささげ、御名をたたえよ。
主は恵み深く、慈しみはとこしえに
主の真実は代々に及ぶ。

読んでのとおり、「みんな、主なる神の前に行こうよ。それはすばらしい喜びがあることなのだから」という詩です。

この招きの言葉に呼応して、礼拝出席者が全員で歌う賛美歌を「賛詠(さんえい)」といいます。


礼拝に行くというのは、「自分で行こうと思った」というより、「神が招いたので、来てしまった」という感覚なのです。だから「招きのことば」というわけです。

もしあなたが今日はじめて礼拝に出席して、「”神に招かれた”と言われてもピンと来ないなァ」と思ったとしたら。
あなたが今日「教会とやらに行ってみよう」と思ったのは、あなたに命を与えた存在が行く気にさせたからかも、と思ってみてください。