インターネット信徒伝道

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第1章 インターネットの仕組みと現状

3.待たれているインターネット伝道

そんな状況にもかかわらず、というよりそんな状況だからこそかもしれませんが、インターネットを使った伝道が待たれているとも言えます。なぜかというと、「何か知りたいことがあったらとりあえずインターネットで調べる」という状況に、すでになってきているということ、そしてキリスト教について知りたいという人は実はかなりいるらしいということです。「わざわざ教会に行くのもちょっと」とか、「聖書を読むのはめんどくさい」という人にとって、たとえばインターネットで「検索」という機能を使うと、知りたい情報について扱っているホームページを見つけることができます。

「キリスト教に興味を持って情報を探している人」以外にも届く可能性だってあります。
たとえば、恋に破れた一人の女性がいるとします。別に男性でもいいのですが、その人が「愛って、何なんだろう」と思って、インターネットで「愛」という言葉を扱っているホームページを捜したとします。すると検索結果の一覧には、「神の愛」とか「聖書が教える愛」といったものを紹介しているホームページも出てくるでしょう。

あるいは、ついに自殺しようと心を決めた男性がいたとします。もしかしたら、前述のような自殺の仕方のホームページを探そうとしてインターネットを調べようとするかもしれない。その時、彼が滅びる代わりにご自身を死に渡された方についての情報があったら、どうでしょうか。

しばらくまえに「小説聖書」という本がベストセラーになりましたが、とくにビジネス街の本屋で売れたそうです。いきなり「信じたい」という人は少ないかもしれませんが、「知りたい」という人は意外と多いんじゃないか、と思うことはありませんか。そのような「未求道者」(このような言葉があるか知りませんが、坂井はそう呼んでいます)で、インターネットを使える人は、とりあえずインターネットで知りたいことについて調べるわけです。そのとき福音に関する情報をインターネットで提供できないなら、これは商売でいえば非常に大きな機会損失です。

キリスト教文化圏の国々と取り引きするビジネスマン。キリスト教文化圏に住んでいるビジネスマンやその家族や日本人留学生。宗教音楽をはじめ、キリスト教を題材にした絵画・彫刻・建築に興味を持つ人。思想や哲学の研究家。昨今の宗教がらみの事件で、宗教全般に興味を持つ人などなど。
インターネットには「情報」を求める人がたくさんいます。そしてキリスト教に興味を持つ人もたくさんいます。となると、インターネットで福音を知らせることがどれだけ必要とされているのでしょう。

そうでなくても、先ほどもお話したとおりサタンの働きの強い分野です。インターネットのすみずみまで主の主権の及ぶところとするために、働き手、あかしびとが必要とされているのです。

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初稿:2000年秋
更新:2004年10月20日

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