インターネット信徒伝道

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第1章 インターネットの仕組みと現状

1.インターネットとは

(インターネットを通じてこのページを見ている方は、以下のことは先刻ご承知かと思いますので、飛ばして次のページに進んでください。また、ちょっと詳しい方であれば、以下の説明にはツッコミたいところがかなりあるかと思いますが、初心者向けにおおよその概念を説明するものであることをご理解ください)

インターネットというのは、何か「もの」の名前ではなく「仕組み」の名前だと思ってください。

たとえば。
インターネットに接続する業者であるA社と、Bさんが契約したとします。するとBさんは、自分のパソコンをA社にあるコンピュータに接続することで、そのコンピュータの中にある文書や写真などを自分のパソコンで見られるようになります。(接続には、電話線や、光ケーブルなどの方法があります)
また、Bさんが自分のパソコンからA社のコンピュータに文書や写真などを送って保存することも出来ます。そうすると、A社と契約しているほかの人、たとえばCさんも、BさんがA社のコンピュータに保存した文章や写真を見ることができるようになります。

ここまでは、インターネットが普及する前によく行われていた「パソコン通信」と呼ばれる仕組みです。
ここでA社のコンピュータが、A社と同じような業者であるD社のコンピュータとも接続されているとします。すると、D社と契約しているEさんも、Bさんの文章や写真などが見られるようになります。D社とF大学のコンピュータがつながっていると、F大学が接続の権利(アカウントといいます)を与えている全学生がBさんの文章や写真を見ることができます。

この、どんどんつながっている仕組みをインターネットと呼んでいる、とイメージしてください。実際にはもう少しいろいろあるのですが、インターネットを使うにはこういうイメージだと思えばそれで十分です。もうこれで「インターネット?だいたいわかるよ」と胸を張ってしまってかまいません。
このどんどんつながっている様子が、世界中に張り巡らされたクモの巣のようだということで、「ワールド・ワイド・ウェブ」(World Wide Web、略してwww)とか、単に「ウェブ」と呼ばれています。(web=クモの巣)

もともとインターネットは、軍隊間や大学間で情報を共有するために発展したと聞いています。たとえばF大学の研究室に保管されている貴重な出土品について、写真などの情報がF大学のコンピュータに置いてあるとすると、F大学とつながっているG大学からもこの出土品の情報を手に入れることができるとか、G大学の図書館の蔵書の情報がG大学のコンピュータに入っていればF大学からもその情報を見られる、という具合です。

ここで、BさんがA社のコンピュータに置いた文章や写真の集まりを「ホームページ」と言います。
もう少し正確に言うと、パソコンの中にある文書や写真を一般に「ファイル」といい、インターネットに公開するファイルを「ウェブページ」と言います。
A社のようなインターネット接続業者のことを「プロバイダ」と呼びますが、プロバイダのコンピュータ(ホストコンピュータ、または単にホストと呼びます)の中の、Aさんがウェブページを置いた場所を「ウェブサイト」と呼びます。
そしてウェブサイトの中心となるウェブページ、本でいえば表紙、家でいえば玄関にあたるウェブページを「ホームページ」と呼ぶのです(野球に4つあるベースのうち、中心となるベースをホームベースと呼ぶのと同じです)

耳慣れない用語がずいぶん出てきたかもしれませんが、覚えなくてもあまり支障はありません。日本ではウェブサイト全体あるいはひとつひとつのウェブページを指してホームページと呼ぶのが一般的になっているので、今日はホームページということばで統一して話しを進めます。

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初稿:2000年秋
更新:2004年10月20日

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