インターネットによる信徒伝道
第0章 はじめに
この資料は、日本福音学校千葉校の第12回信徒研修会(2000年秋)で、「技術情報革命と伝道」というテーマをいただいて講演したものに加筆したものです。
「情報技術革命と伝道」などというと仰々しい感じもあるかもしれませんが、要は「信徒伝道のためにインターネットで何ができるか」というお話しです。
なお、今回は「どうやったらできるか」というお話しは省略させていただいて、「何ができるか」に絞ってお話ししたいと思います。「どうやったらできるか」については、それなりの本屋にいけば、選ぶのに困るほど入門書も出ています。
インターネットを使う小学生も珍しくないですし、農家の方が気象情報などを入手する、新米ママが育児の情報を交換するなど、文字通り老若男女を問わずインターネットを使う時代に、すでになっているようです。大概のことがそうだと思いますが、「とことんやろう、極めよう」と思うと大変ですが、「とりあえずやってみる」だけならそれほど難しい話しではありません。
たとえば「IT革命」と連呼する森首相(当時)は、実はパソコンをまったく操作できません。森首相がマスコミの前で、自宅にいる孫とインターネットを使って話してみようとしたことがありました。ところがまったく手も足もでず、結局は人に設定してもらって、自分はただパソコンに向かってしゃべっただけというオチ。でもこのとき、パソコンをまったく使えない森首相でも、インターネットを使えたわけです。パソコンの量販店では、パソコンを買った人の家に出張してすべてセッティングするところまでやってくれるところもあります。
後述するように、インターネットは残念ながらいいところばかりではありません。でも、これだけ便利な仕組みを、食わず嫌い的に敬遠してしまうのはもったいないです。まして伝道のために使えるのなら、私たちはどんどんインターネットに進出していくべきではないでしょうか。