創世記 第5回

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アダムとエバ(2章15節~25節)

ヤハウェは「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」といって、あらゆる家畜、鳥、獣をアダムのところに持ってきました。しかしアダムは、重大な任務を一緒に遂行できるようなパートナーを見つけられません。なにしろ、ヤハウェの創造したものを管理するための『助ける者』なのです。

そこでヤハウェはアダムを深く眠らせ、彼から肋骨を一本とると、それをもとに女をつくりアダムのところに連れてきました。これは人類最初の結婚の記録です。

ヤハウェはアダムを助ける者として、エバを与えました。ここに、結婚する二人は助け合う者同士であるべきことが示されています。

だからといって、女は男の助手だ、聖書は男尊女卑を認めている、なんてことはありません。そんなことを言ったら、神が人を助けるとき、神は人の助手ということになってしまいます。

ヤハウェはアダムの足の骨からエバをつくって男が女を見下すのでなく、頭の骨からつくって女が男を押さえつけるのでもなく、ハートの近くから、男の両腕に守られるところから肋骨をとって女を創造したのです。

このエバは、神がアダムのところに連れてきました。ここから教会では、伴侶というものは神がベストパートナーを備えてくださるのだ、と読みます。だからキリスト教式の結婚式では、「神があわせたものを人が離してはならない」と戒めるのです。

[こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる]と書いてあるように、結婚とは、家と家とが結ばれること以前に個としての人と人が一つになることです。だからキリスト教式の結婚式では、
  「山田家 鈴木家 結婚式場」
と家が結婚するようには書かず、
  「山田太郎 鈴木花子 結婚式場」
と個人が結婚するように書くのが一般的です。

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2版:2003年02月27日

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